どうも、Web五郎さんです。皆さんはAmazon使ってますか?「元々ネット通販使ってないからなー」あるいは「ガンガン使ってるよ!」などなど様々なお声があろうかと思います。
今回は近頃やっと日の目を浴びてきたAmazon内に蔓延る「マーケットプレイス詐欺」いわゆるAmazonマケプレ詐欺について記事を書いていきます。興味のある方はゆっくりと読み進んで、気に入ったら記事をシェアしてあげてください。
単刀直入!こんな販売者は注意
だらだらと長い説明を書くのも読み手にはつらいと思いますので、これどうなの?と思われた場合に備えて一つの判断基準をお伝えいたします。
- やたら安いんだけど何で?
- 住所が海外なんだけど、どっから送ってくるの?
- プライム会員なのに送料が掛かるんだけど?
Amazonを散歩するにあたって気をつけていたい点はこれだけです。
これだけだと非難轟々となりそうですが、Amazonの仕組みを知らずに使用されている方も多いのではないでしょうか。
何が起きてもAmazonのサポートはお客に可能な限り寄り添ってくれるので安心っちゃ安心なんですけど、Amazonでもコントロール街となる部分が厄介なんです。
Amazonの簡単な仕組み
いつもAmazonで購入する簡単な仕組みから
Amazonはまさに、「AmazonならAからZまで何でも揃うよ!」という考え方の元、莫大な商品数を倉庫に置いて販売しています。私達が注文すると、今でこそ普通注文での当日発送は無くなりましたが、少し前までは朝に頼めば夕方には届くという尋常ではないスピードで届くことで人気を博していきました。
現在は夜に頼めば翌日には届くように変更されています。(運送業者側がセーブしているのでしょう)
Amazonが直接販売するものと、そうでないものがある
Amazonには大きく分けて3通りの販売方法があります。
- 前述の「莫大な商品数」からAmazon本体が倉庫に保持しているものを販売し配送処理まで行うもの。
- Amazonのサービスを活用した一般のお店や出品者がAmazonから倉庫を借りて商品保管。そしてAmazonの販売ページで販売し、注文があればAmazonに配送処理をしてもらうもの。
- Amazonのサービスを活用した一般のお店や出品者が自分の保有する住所で商品保管。そしてAmazonの販売ページで販売し、注文があれば自身で配送処理を行うもの。
1と2についてはAmazonに在庫を置いていることになるのでまだ安心。
3については購入する前に調査が必要です。
Amazonでお買い物する際、トラブルを避けるための見極め方
1と2についてはAmazonに在庫を置いていることになるのでまだ安心。
上記と記載しましたが、普段何も考えず単純にポチっている方も多いと思います。「えっ?違いなんてあるの?どうやって判断したら良いの?」と思われている方も多数のはず。
1番目のスタンダードな販売スタイル
下記のとあるカメラの販売ページをご覧ください。

この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。
青線で囲った部分に「この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。」と記載がありますね。
これが1番目の「Amazonが倉庫に商品を置き、販売する」スタンダードなスタイルです。
2番めのまだ安心できる販売スタイル
そして、WEB五郎さんが愛用しているAnkerからも例題を。

この商品は、AnkerDirectが販売し、Amazon.co.jp が発送します。 ギフトラッピングを利用できます。
この場合では、「この商品は、AnkerDirectが販売し、Amazon.co.jp が発送します。 ギフトラッピングを利用できます。」とあります。
これが2番目の「お店や出品者がAmazonの倉庫に在庫を置いて、発送処理までAmazonが行う」スタイルです。
Amazonが関わるので一般的なトラブルはAmazonサポートが解消してくれるため、まだ安心できます。
3番めのテクニカルな販売スタイル
価格の安さから飛びつく方もいらっしゃるかと思いますが、WEB五郎さんは「ちょっと待って!ほんとに良いんかい!?」と警鐘を鳴らしたいケースをご紹介します。

23.5型ディスプレイが96%オフバロスwww
Alvin A Dickinsonという出品者さんからご連絡があれば、今すぐ私に是非1000円でその新品のディスプレイを売っていただきたい!と鼻息荒く交渉したいと思います。
いかがでしょうか。非常に分かりやすい教材ですね。
ポイントとしては、価格が激安であること、Amazonプライムの対象外であること、配送期間が長いこと、決済方法が限定されていること。

43型の4K液晶テレビが…ブホォwww
49型の方がお得ですね。

3DS LLが爆安…全国のキッズがお小遣い貯めちゃうやん…
Fidel M Villegaseという出品者からもご連絡があれば、私にその新品の3DSLLを私に売って欲しいと懇願したいと思います。ちなみに色味は何でも良いです。
厄介なのが、販売ページにしれっと潜んでいるということ

価格が見慣れてきましたね
例えば、探し物をしていて「えっ!?セールなの!?むっちゃお安いじゃん!ページを確認してもレビューが1000以上!こんなにレビューあったら大丈夫だよね!うんうん!」と納得されて申し込む分には良いのですが、「ちょっと待って!」の判断がつきます。
Amazonにおける商品販売ページの仕様について
初見殺しとして名高いAmazonの商品販売ページですが、もうちょっとわかりやすいデザインにならないもんですかねぇ…。
基本的な考え方としては、一つの商品に対して、一つの販売ページが用意されます。その販売ページをAmazon側がメーカーから資料を貰って作るのか、販売者側が自力で作るのかということ。
基本的に「販売ページ」が用意されて私達、一般の購入者が閲覧できるようになります。
有名で人気がある製品にはぶどうの房のように販売者がぶら下がる
Amazonでは例えば、新品や中古についての値段で、Amazonが販売する価格と出品者が販売する価格の一覧を見ることができます。
- 新規出品者かどうかはあてにならない
- レビューはあてにならない
- あまりにも価格が安いものは避ける
- 出品者(ストア)の住所が海外であるものは避ける
- 決済方法が限定されているものは避ける
- 送料が別途かかるものは避ける
上記を念頭に置いてAmazonでのショッピングを楽しみましょう。
妙な激安商品、海外住所を避けたとしても
詐欺業者は値段幅を巧みに調整して販売ページに潜り込みます。紹介した画像ではあまりにも価格が安かったので発見できましたが、いい塩梅の価格設定だと購入してしまうこともあるかもしれません。
海外住所の出品者だとしても、一般的な小売だったりメーカーだったりするので一概には言えませんが、ある程度信頼できるものは下記。
- 決済方法が限定されていない
- Amazonからの発送であること
まともなマーケットプレイス業者だったら例え初期不良の品だったり違うものが送られてきたとしても、店舗側のサポートやAmazonの介入で返金交換などなどの対応が受けられます。
マーケットプレイス詐欺業者に関わってしまうと…
マケプレ詐欺業者で注文をしてしまうと、以下のようなリスクが考えられます。
- 決済をしたのに商品が届かない
- 到着予定日を過ぎても届かない
- 到着予定日の最終日や当日付近はAmazonへの問い合わせボタンが表示されない
- マーケットプレイス保証は受けられる
ここまでは想像に難くないのですが、さらなる心配事は下記。
- 氏名や住所情報を収集される
- 得られた住所情報はAmazonや楽天やヤフオクなど様々なネットサービスでアカウント作成に使われ悪用される可能性
- 裁判になった場合、身に覚えがないのに通知書が自宅に来る可能性
マーケットプレイスで商品を購入する際には厳重な注意が必要です。
クラウドソーシングサイトで見られるお仕事にも変化が
某クラウドソーシングサイトでWEB五郎さんが発見した小話を一つ。
クラウドソーシングサイトをご存知でしょうか。企業や個人が仕事を依頼する…そして企業なり個人なりが受けて納品して報酬を貰うというようなサービスです。
その種類たるや様々なものがあります。
その中に…「Amazonでアカウントを作ったらそのアカウントを渡してください」
ファッ!?
ま、まぁ、そういうことです。この文面がそのまま出ているわけではないので好奇心のある方は探されてみると様々な依頼サイトで見ることができます。
気軽に簡単に使えるインターネットサービス
クリック一発なりタップ一発なりで簡単にあらゆるサービスを使えるようになった昨今。気軽に、簡単に使えるインターネットの世界ですが、あらゆる危険がはびこっています。アカウントを作って他人に授与するなどは以ての外。
常日頃から注意力を高く持ってインターネットを活用していきましょう。
日本の住所でもクサいアカウントがいる
海外に注意!というニュアンスが伝わる記事内容でしたが、日本の存在する住所を用いていても、妙な価格設定をしている方もいます。
「新品なのに350円ねぇ…」もうくっさいですね。匂います。
ネットでのお買い物は気をつけたいところ。
WEB五郎さんチョイス
しかしながら、Amazonのマーケットプレイスでは中小の販売店の他、個人でも販売が可能なので正しく使えば利益になります。何かしら商いを始めたい方は上記のリスクを承知した上で攻めに出てはいかがでしょうか。
まともに商売をしたい側が迷惑を被る、望む商品を手にしたい購入者側も被害を被る、これはAmazonも分かりやすい対策をしてもらわないと良くはならないでしょうなぁ…
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