パククネ前大統領、罷免 – Park Geun Hye dismissal to the President

朴槿恵 不祥事
朴槿恵

2017年3月10日、韓国の朴槿恵大統領(ぱくくねだいとうりょう)が罷免とされました。
韓国憲法裁判所が朴槿恵の罷免を裁判官8人全員一致で決定。

韓国では女性初の女性大統領誕生は初めてでした。また、大統領が任期途中に罷免され失職することも初めて。

憲法裁判所による罷免決定は即時、効力が発生します。

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韓国憲法裁でパククネ大統領の弾劾妥当の判断

韓国の憲法裁判所は、朴槿恵大統領（パク・クネ）の弾劾について決定言い渡しを本日10日の午前11時に始めました。

パク大統領が罷免され自らの意に反して失職するのか、それとも職務に復帰するのか、韓国を大きく揺るがした一連の事件から判断が決定されました。

韓国のパククネ大統領と、チェスンシル被告らをめぐる一連の事件

韓国のパククネ大統領と知人崔順実被告らをめぐる事件で、パククネ大統領の弾劾要求をめぐり、ソウルにある憲法裁判所の李貞美（イ・ジョンミ）所長代行が、弾劾が妥当かどうかの決定言い渡しを午前11時に開始。結論は「弾劾は妥当」と出ました。

大統領が弾劾によって失職するのは、韓国では初となります。

このあとの動き

憲法裁判所がパク大統領の弾劾は妥当であるとの決定を言い渡しました。
これにより弾劾は確定し、職務が停止されているパククネ大統領は直ちに罷免され、大統領選挙が60日以内に実施されます。

韓国の大統領は退任した場合、在任中に得ていた給与の95％に相当する額の年金を受け取ることができます。また、10年間にわたって国の警護を受けられ、交通や通信、事務所の費用を国が負担するなど、さまざまな待遇を受けることができます。

しかし、罷免された場合は警護が5年間は受けられるものの、それ以外の待遇は年金を含め全て受けることができなくなります。

韓国では憲法の規定で大統領在職中は刑事訴追されませんが、パク・クネ氏は罷免されたため、検察は事情聴取し、立件すると予想されます。

韓国大統領、罷免へ

パククネ大統領、罷免へ

パククネ大統領、罷免へ

画像出典：Google

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