タイの首都バンコクのプラモングットクラオ病院で5月22日、午前11時頃(日本時間13時)ごろに爆発があり、20人以上が負傷。
プラモングットクラオ・ホスピタルで病院爆破事件
事件の概要
タイの首都バンコク、ラジエヴィ地区(Rajthevi district)にある軍の幹部などが利用する病院(Phramongkutklao Hospital)で現地時間の22日午前11時ごろ(日本時間の午後1時ごろ)爆発があり、24人が負傷しました。
また、負傷者はすべて治療を受けたと発表。
警察当局のスリヴァラ・ランシブラマナク(Srivara Ransibrahmanakul)警察官は、現場で爆弾装置が発見されたという証拠を示し、バッテリーやケーブルなど爆弾に関する部品が発見されており、この爆発について爆弾によるものだと発表しています。
爆発の現場では痕跡が残っており、爆発による半径は最大3メートルであると発表されています。
現場は軍関係の病院で、5月22日はタイの軍事クーデターから3年にあたる日。
タイでは反政府デモをきっかけに軍事クーデターが起きて22日で3年となるため、政府は警戒を強めていました。
現在、カメラチェックを行うなど警察当局が関連を調べています。
また、タイ南部のパタニのショッピングセンターで二重爆発が起こった際には少なくとも50人が負傷するなど爆発事件が相次いでいます。
事件の発生場所
爆発が起きたのは軍の幹部などが利用する病院の1階のVIP用の受付付近。
負傷者のうち14人は軍人または警察官とのことです。
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